人物紹介

貫名正樹 監督
監督2013年4月より、東邦高校空手道部監督に就任いたしました。
東邦高校空手道部在籍時には全国選抜団体組手でのベスト8進出や、主将として臨んだ3年次のインターハイ予選での敗退など、様々な経験をさせて いただきました。また、近畿大学に進学後、4年次には男女ともに団体組手で日本一を達成することができました。
私自身、大学生までは、大会等で結果を出すことで全てが上手くいくと何となく思って、一生懸命練習に取り組んでいましたが、空手だけが強くても 社会に出た時には何の役にも立たないことに、社会人になってやっと気づくことができました。
だからこそ私は、空手道を通じて社会に貢献できる人材を育成することを、部の理念として活動していきます。競技としての成績をあげることを目的 にするのではなく、本学園の建学の精神である「真に信頼して事を任せうる人格の育成」を果たしていくために、部員たち自らが目標を設定して一生懸 命練習に取り組んでいくことや、部の運営などを自主的に行えるように自立を支援していくことが、私の最大の役割だと考えています。
ただ、当然伝統ある空手道部の監督になったからには、競技においても日本一を目指します。
その過程を通じて、部員たちと共に私自身も一人の社会人として成長していければ幸いです。
今後も変わらぬご指導、ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

●学歴・職歴
1996年3月 東邦高校普通科卒業(空手道部23期主将)
2000年3月 近畿大学商経学部経済学科卒業
2000年4月 一般企業にて勤務
2002年4月 学校法人東邦学園勤務(現在に至る)

●取得資格
日本体育協会公認空手道上級指導員
全日本空手道連盟公認四段
全日本空手道連盟地区公認組手審判員
米国CCE,Inc認定GCDF-Japanキャリアカウンセラー

●空手道の主な戦績
全国高等学校空手道選抜大会 団体組手第5位
桃太郎杯全国高等学校空手道錬成大会 個人組手第3位
世界大学空手道選手権大会個人組手(-60kg)出場
全日本大学空手道選手権大会(団体組手)優勝
国民体育大会空手道競技成年男子組手軽量級準優勝(ほか第5位 2回)
全日本空手道選手権大会組手団体戦 第5位


前監督 松浦紀代史 先生

監督 松浦紀代史 先生 本校の卒業生。
愛知大学時代は少林寺拳法部に所属。
空手道部を作った顧問の小林先生に、少林寺も空手も同じようにとられたのが縁で、以後現在に至るまで空手道部の監督として地道な指導を続けてくれている。
空手の経験の全くない松浦先生は、自分自身が空手着に袖を通し、生徒と一緒に汗を流してやってきた。
時には逆に道場経験者の生徒から学びながらのまさに二人三脚の指導を続け、生徒の心をぐっとつかんだ指導は今も変わっていない。
先生との思い出話は尽きない。

ポカリを飲む松浦先生

私(10期木下)が1年生の冬休みのこと、朝からの練習予定が組まれていたが、この日は無茶苦茶寒くてしかも名古屋では珍しい大雪、こんな日に空手着1枚になるなんて考えられないような日でした。
それでも決められた練習だからと部室に行ってみると私しかいない。
「おかしいなー」と思っていたところへ同期の打越君と9期の主将だった成瀬先輩が来た。結局集まったのはこの3人だけ。成瀬先輩が「練習やめよまい、ボウリング行こ!」と言ったので、内心こんな日に練習したくないと思っていた僕たちはすぐに賛成して学校を後にすることになった。
校門をこっそり出ようとした時に「オイ、お前らどこ行くんだっ!」と怒鳴る声、すぐに松浦先生とわかり、僕たちは万事休す、すっかり叱られる覚悟で成瀬先輩が正直に話したら、「俺も連れて行け」と意外な言葉、先生の車に乗って突然ボーリング大会になった。
夏の合宿の時、宿舎のテレビゲームに釘付けで勉強もしていなかった僕たちに先生が一喝、ゲーム禁止になるだろうなと思っていた僕たちを夜集めて対戦型テレビゲームのトーナメント大会を開いてくれたのが松浦先生、生活にメリハリが必要だと言うことを教えてくれた。


厳しい表情で生徒の試合を見つめる松浦先生

●信条

松浦先生に指導の信条を聞いてみると、クラブ活動を生徒達に仲間意識を持ってやって欲しいとのことでした。  空手の技術的センスや体力などはどうしても個人差があるが、それぞれがそれぞれのレベルでどれだけ努力をするか、お互いがお互いのためにどれだけ力をかせるか、困っている子がいたら仲間全部でそれをカバーしあえるかということが大切だと考えているのでようなそんな仲間でいて欲しい。  力のある子が試合に勝つだけでいいクラブでは意味がない、高校教育という場を考える時、その中でのクラブ活動というのは将来社会人になった時に社会に耐えうる人格を形成する場であると考えています。  共に汗を流し苦しい練習にも耐えて仲間が一緒に頑張ったんだという今しかできない貴重な経験を生徒達にしてもらってそれを将来社会で生かして欲しいと思っている。  我が校の伝統であもるが、仲間が試合に出ている時にはみんなで応援し、檄を飛ばす、そんな姿を見ている時に生徒に自分の信条というか気持ちが届いていることが確認することが出来るとのことでした。